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歯科医院開業の平均費用は?

歯科医院で必要となる医療器具

歯科医院を新規に開業するためには、もちろん、診療器具をあらかじめそろえておく必要があります。一般的な歯科医院で必要となる診療器具には、エアーコンプレッサー、バキュームシステム、滅菌器具、開口器具、レントゲン装置などがあります。これらは50万円から100万円の範囲内であり、歯科診療プレートもあわせてそろえておく必要があります。オーソドックスな診療器具だけでもトータルコストにしておよそ1000万円必要となり、さらに最新式の診療器具までそろえるのであれば数百万円単位のコストが上乗せされることになります。歯科医院で注目されている最新式診療器具としては、痛くない麻酔針、高圧ガスを利用した歯石除去器具などがあります。

歯科医院開業の家賃コスト

歯科医院の新規開業にあたっては、家賃コストについても具体的にシミュレーションしておく必要があります。賃貸ビルのテナントとして歯科医院を構える場合、テナントの使用料だけでも月々50万円以上のコストがかかります。さらに、物件に入居する際にも不動産業者への仲介手数料、敷金、礼金、保証金、内装工事費用なども考慮に入れる必要があります。テナントではなく所有した土地であれば月々の家賃は必要ありませんが、そのかわりに毎年の固定資産税がかかりますし、土地や建物の減価償却費のほうも計上する義務があるため、税法上の知識が必須となります。また、父親などから歯科医院をそのまま引き継ぐ場合、相続税や贈与税を納める必要がありますので、あらかじめ税理士などに相談しておきましょう。


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